2016年02月14日
普通救命講習を行うことが出来るにも関わらず、なかなか活動が出来ないまま再講習となったのは残念ですが、知識と手技が衰え無いよう、頑張って参りました!

講習は出来ていませんが、自宅マンションでも管理組合に働きかけAEDを導入したり、住民の皆さんに心肺蘇生の説明を行うなど、学んだ事は結構役に立っています。今後の活動や更新を考えると、やはり神戸市から西宮市に移籍した方が良いのかな、、、

さて、技能の質を維持することも重要ですが、今回気になっていたのG2015のことです!救急心肺蘇生のガイドラインは5年毎に見直しが行われますが、昨年10月15日、救急蘇生のためのガイドライン『JRC蘇生ガイドライン2015』が発表されました。果たして、アルゴリズムの変更は?
●胸骨圧迫のテンポ
1分間に少なくとも100回→100回~120回に。具体的なイメージをより明確にするとともにポンプとしての心臓の機能を効果的に発揮させる為、上限が設けられた。
●胸骨圧迫の深さ
胸骨圧迫の深さは、傷病者の胸が少なくとも5cm沈みこむように→5〜6cmに。こちらも同様に、より効果的な圧迫がし易いイメージを持たせるとともに、6cm以上の深さで肋骨を傷めないよう配慮した。
どちらも、この数年間での事例を反映させた変更と思いますので、しっかり頭を切り替えていかないといけませんね〜。他にも細かな変更点はたくさんあるのですが、G2010が導入された時の革命的簡素化のような大きな変更は無いようです。
久しぶりの講習はなかなか疲れましたが、本日は2月14日ということで帰宅したら奥様が慰労してくれました(笑)

指導員の皆様も、本日はありがとうございました!