2011年05月06日
今年のGWは多くの方が被災地へボランティアに行かれたようです。私もその一人なのですが、事前の準備として外してはならない物が「ボランティア保険」です。新聞やTVの報道などでよく触れられていますが、あまり正確な説明がされていませんので、本日はなるべく詳細に書いてみたいと思います。
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「ボランティア保険」といわれているものには実は2種類あって、1つは「ボランティア活動保険」もうひとつは「ボランティア行事用保険」です。今回の被災地でのボランティア活動の際に加入するのは「ボランティア活動保険」となります。行事用保険はその行事単位で掛ける保険ですので、活動保険について説明することにします。
この保険は、全国社会福祉協議会が一括して損害保険会社〜引受・幹事会社/日本興亜損保・その他引受/損保ジャパン・東京海上日動火災〜と一括契約する団体保険となっています。加入者は社会福祉協議会やそこに登録するボランティア、学校法人、NPO等であり、活動する個人が被保険者となり補償を受けることになります。対象となるボランティア活動は、日本国内であること、そして「自発的な意思により他人や社会に貢献する無償のボランティア活動」となっていますので、活動の前に一応の確認をした方が良いかもしれません。

補償の内容は活動中の本人の事故やケガに対する補償と、他人にケガをさせたり他人の物を壊した場合の補償がセットになります。ボランティアの為の会議や、活動場所への移動中も対象となるなど、なかなか幅広くカバーされています。ちょっと注意が必要なのは、台風以外の自然災害については天災型の保険でないとカバーされない点でしょうか。
保険の種類、補償金額と保険料は以下の通りです(注:詳細は必ず申込書で確認をお願いします。)
◇Aプラン・・・死亡1,400万円 後遺障害1,400万円 入院日額7,000円 通院日額4,100円 賠償責任5億円
年間保険料(基本タイプ280円/天災タイプ490円)
◇Bプラン・・・死亡2,000万円 後遺障害2,000万円 入院日額11,000円 通院日額6,370円 賠償責任5億円
年間保険料(基本タイプ420円/天災タイプ720円)
加入申込は、自宅・職場など、お近くの社会福祉協議会でしていただけます。私はどうしても事前に加入する時間が取れなかったため福島県の社会福祉協議会で加入させていただきました。各地の災害ボランテイァセンターでは加入手続きを受付てくれるところもありますが、移動中の補償も受けられるし、現地でのスタッフの作業軽減の為にもなるべく事前に加入手続きを済ますようにしましょう。
補償期間は4月1日午前0時から3月31日午後12時となっています。これはいつ加入しても一緒で、早く加入した方が補償が長くなる仕組みですから、なるべく期間始めに加入するのが安心ですね。年度末ぎりぎりの加入だと、すぐに補償が切れてしまうので注意してください。
安価な保険料で幅広い補償が受けられるボランティア活動保険、なかなかよくできています。基本的に一般ボランティアでは過度に危険な活動はありませんが、現地の衛生状態が良くないこともあります。ちょっとした切り傷でも破傷風などにかかることもありますし、ボランティア活動に限らず偶発的な事故はいつでもあり得るため、活動予定のある方は是非加入しましょう!
追記)現在、相当数のボランティアが活動しています。保険金支払いも比例して多くなることが予想され、それに伴い保険料の値上がりも憂慮されますが、損保会社さんには踏ん張っていただき、現在の保険料を維持していただくよう要望したいですね、よろしくお願い致します!
この保険は、全国社会福祉協議会が一括して損害保険会社〜引受・幹事会社/日本興亜損保・その他引受/損保ジャパン・東京海上日動火災〜と一括契約する団体保険となっています。加入者は社会福祉協議会やそこに登録するボランティア、学校法人、NPO等であり、活動する個人が被保険者となり補償を受けることになります。対象となるボランティア活動は、日本国内であること、そして「自発的な意思により他人や社会に貢献する無償のボランティア活動」となっていますので、活動の前に一応の確認をした方が良いかもしれません。

補償の内容は活動中の本人の事故やケガに対する補償と、他人にケガをさせたり他人の物を壊した場合の補償がセットになります。ボランティアの為の会議や、活動場所への移動中も対象となるなど、なかなか幅広くカバーされています。ちょっと注意が必要なのは、台風以外の自然災害については天災型の保険でないとカバーされない点でしょうか。
保険の種類、補償金額と保険料は以下の通りです(注:詳細は必ず申込書で確認をお願いします。)
◇Aプラン・・・死亡1,400万円 後遺障害1,400万円 入院日額7,000円 通院日額4,100円 賠償責任5億円
年間保険料(基本タイプ280円/天災タイプ490円)
◇Bプラン・・・死亡2,000万円 後遺障害2,000万円 入院日額11,000円 通院日額6,370円 賠償責任5億円
年間保険料(基本タイプ420円/天災タイプ720円)
加入申込は、自宅・職場など、お近くの社会福祉協議会でしていただけます。私はどうしても事前に加入する時間が取れなかったため福島県の社会福祉協議会で加入させていただきました。各地の災害ボランテイァセンターでは加入手続きを受付てくれるところもありますが、移動中の補償も受けられるし、現地でのスタッフの作業軽減の為にもなるべく事前に加入手続きを済ますようにしましょう。
補償期間は4月1日午前0時から3月31日午後12時となっています。これはいつ加入しても一緒で、早く加入した方が補償が長くなる仕組みですから、なるべく期間始めに加入するのが安心ですね。年度末ぎりぎりの加入だと、すぐに補償が切れてしまうので注意してください。
安価な保険料で幅広い補償が受けられるボランティア活動保険、なかなかよくできています。基本的に一般ボランティアでは過度に危険な活動はありませんが、現地の衛生状態が良くないこともあります。ちょっとした切り傷でも破傷風などにかかることもありますし、ボランティア活動に限らず偶発的な事故はいつでもあり得るため、活動予定のある方は是非加入しましょう!
追記)現在、相当数のボランティアが活動しています。保険金支払いも比例して多くなることが予想され、それに伴い保険料の値上がりも憂慮されますが、損保会社さんには踏ん張っていただき、現在の保険料を維持していただくよう要望したいですね、よろしくお願い致します!
この記事へのコメント
まずは無事にご帰還、お疲れ様でした!
mahnianさんの行動力と強い意思を尊敬します。
私も下調べまではしていましたが、結局家族サービスでGWが終わってしまい
お恥ずかしいです・・・
ボランティア保険、なるほど そ~なんですね
地元で活動した時は何も知らず、市の職員さんにお手数をかけてしまいましたが
こうして事前に加入すべきなんですね。
mahnianさんの行動力と強い意思を尊敬します。
私も下調べまではしていましたが、結局家族サービスでGWが終わってしまい
お恥ずかしいです・・・
ボランティア保険、なるほど そ~なんですね
地元で活動した時は何も知らず、市の職員さんにお手数をかけてしまいましたが
こうして事前に加入すべきなんですね。
Posted by あいパパ at 2011年05月07日 07:23
▶あいパパさん
ありがとうございます♪
そちらの液状化も本当に大変だったでしょう・・・あいパパさんが地元で活躍されている姿を想像し、勇気をいただきました!
ボランティア保険の詳しい仕組みは私もよくわかっていなかったので、今回勉強させていただきました。性格的に仕組みが理解できないといやなので(笑)
ありがとうございます♪
そちらの液状化も本当に大変だったでしょう・・・あいパパさんが地元で活躍されている姿を想像し、勇気をいただきました!
ボランティア保険の詳しい仕組みは私もよくわかっていなかったので、今回勉強させていただきました。性格的に仕組みが理解できないといやなので(笑)
Posted by mahnian
at 2011年05月07日 19:54
