応急手当普及員になりました!

mahnian

2013年11月24日 23:58

昨年から受講してきた救命講習、本日、神戸市の応急手当普及員(救急インストラクター)に認定されました。



☆応急手当普及員は、消防の普通救命講習を行うことのできる指導資格です♬
応急手当普及員講習は上級救命講習まで修了しているのが受講条件になります。西宮市の普通救命講習、神戸市の市民救命士講習ケガの手当コース、市民救命士講習上級コース(上級救命講習)を経て、ようやく辿り着きました〜。



講習は8H×3日間、三週に亘って長田消防署に通うのはなかなかキツかったですが、通常は平日に行われるため、年に一度だけ日曜日に開催されるこの機会を逃すわけにはいきません。



今回のテキストは二冊。応急手当指導者標準テキスト(3570円)と、救急蘇生法の指針(1365円)その他実費325円の合計5260円が費用の総額となっており、密度の高い講習が実質無料なのは素晴らしいです。テキストの中身も濃く、二冊で約300頁、、、試験に出るポイントは限定されてはいるものの11月は仕事が一番きつく毎日終電近く迄残業のため、通勤電車の中で一生懸命読みました(笑)



講習の内容は以下の通り
(1日目)
講義
・オリエンテーション
・基礎医学 神戸労災病院 井上信孝 循環器部長
・救急インストラクター制度等説明
・神戸市の救急体制

実技
・心肺蘇生法(成人・小児・乳児)、2人法、異物除去、回復体位

(2日目)
実技
・AEDを用いた心肺蘇生法
・上記、想定課題による実技試験
・指導技法 レッスンプラン作成、CPR展示、指導要領
・AEDを用いたCPR展示、指導要領
・AEDトレーナーの指導要領

(3日目)
実技
・止血法
・外傷の手当 包帯法
・外傷の手当 被覆法 骨折の固定法
・傷病者管理 保温 体位管理
・搬送法、応急担架作成要領
・筆記試験
・筆記試験解説
・質疑応答
・認定証授与

※消防では、受講者の前でやって見せることを展示といいます。

以上のように多岐に亘りますが、実技の検定、筆記試験ともに難しいものではなく、真面目に取り組んでいれば合格できるレベルのものです。ただ、受講者に指導するトレーニングを何度もする内に、やはり少なくとも自分の中では完全に消化されていなければ人には教えられないことがよくわかりました。試験に合格さえすればいいのではなく、まだまだ勉強が必要なようです。


三週連続で休日を使ってしまいましたが、Yママも応援してくれて有難かったです。それにしても、、、

1番の協力者は息子Yか?



君のお陰で、苦手な三角巾の包帯法が克服できたことは否めない(笑)何度もミイラ男にしてスマン!


長々と書いてしまいましたが、これから応急手当普及員を目指す方のご参考になれば幸いです。実際に講習を行うには単独では難しく、何れかの団体に属するか職場で同志を募り神戸市認定のFASTを組織するか?これからどのような活動ができるのか考えて行きたいと思います。

今年はもう疲れたので(爆)これで最後にする予定ですが、来年以降余裕があれば、先日受講した赤十字救急法基礎講習の次段階である救急法救命員、AHA(アメリカ心臓協会)BLSヘルスケアプロバイダに挑戦したいですね♬

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