市民救命士
20121.6.28
先日の西宮消防署での
普通救命講習に続き、神戸市の
市民救命士講習(ケガの手当コース)を長田消防署で受講して参りました。この講習は阪神淡路大震災での教訓により作られた他の自治体には無い、神戸市独自のものとなっています。
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通常、普通救命講習→上級救命講習→応急手当普及員というのがステップアップのコースとなりますが、大規模な災害下では多数の負傷者が予想される為、CPR中心の普通救命講習のガイドラインから、ケガに関する応急手当について独立強化したようです。
今回のテキスト。左がケガの手当コース、右が普通救命コースのもの。西宮市で使用したものは日本法令の上級救命講習の内容まで含んだ出版物でしたが、神戸市はオリジナルのテキストを作製しています。震災の経験を反映しようという意思なのかもしれませんね。
講習の内容は殆ど実技オンリー! 私は不器用なので実技は必死(笑)座学は得意なんだけどなぁ・・・。包帯はまだ良いのですが、三角巾のすごいバリエーションに付いて行くのが大変でした。自宅で何度も練習しないと咄嗟の時に出来ると思えません。。。まぁ、練習あるのみですが、他市では受けられないこのコース、とても有意義なものでした♪
ちなみに、消防による救命講習は一般に居住地若しくは勤務地のある自治体でしか受講できないのですが、神戸市にはそのような規制が一切ありません。どなたでも、技術を身に付けたい方は来てくださいという姿勢には非常に感銘を受けます。災害ボランティアやNPOを爆発的に広めた震源地であると同時に市民によるCPR・BLSのリーダーとしてこれからも頑張っていただきたいと思います!
注)市民救命士とは神戸市、明石市、東は川崎市等で使用される救命講習修了者に対する独自のニックネームです。
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