普通救命講習
2012.5.20
西宮消防署にて、
普通救命講習を受講して参りました。東日本大震災の災害・復興ボランティアとして微力ながら
福島、
岩手で活動してきましたが、毎度思うのは自分の非力さでありまして。もちろん一般ボランティアとしてやることはいくらでもあるし、災害ボラから復興ボラにニーズが変化しつつある現在も、多くの手が必要とされていることに変わりはないのですが、僅かでも
役立つスキルを身に付けたいものだと考えていました。。。
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このブログをお読み頂いている方には医療従事者の方もいるし、また私の友人知人も医者、看護士の方、医療従事者の方がけっこういらっしゃる。会社にも一部医薬品や医療関係の部門もあるので全く無関係ではないのですが、私がやってることは寄付口座とか控除くらい・・・よく考えてみるとYママも歯科衛生士なのでコメディカルですね・・・ド素人の私は時々色々教えてもらってます(笑)
そんな中、一般市民として何ができるのか?それはやっぱり
応急手当ということであろうと思った次第でして、
つまり
CPR(CardioPulmonary Resuscitation)いわゆる心肺蘇生法と怪我・火傷等の手当と搬送、
BLS(Basic Life Support) 一次救命処置ということですね。二次救命は医療従事者の範疇なので、このBLSをしっかり身に付ることを目標にしようと思います。
【今回使用したテキスト】
色々と調べてみましたが、
消防が行う救命講習、
日本赤十字が開催する救急法講習が比較的手軽に受講できます。特に消防の講習は地元で受ける事ができる上、
なんと無料! ということで、まずは試しに普通救命講習から行ってみました。3時間、20名での講習でしたが、
胸骨圧迫の手技とAEDの取扱を繰り返し練習でき、大変勉強になりました。私は運転免許取得の時や簡単なデモを見学した程度の経験しかありませんでしたが、年間2万回を越える出動をしている消防局の現役救命士の講師はBLS最前線の方ですので大変興味深いお話もたくさん聞けて刺激を受けました。
消防では現在、
バイスタンダー(その場に居合わせた人)によるBLS、中でも胸骨圧迫とAEDを使ったCPRを非常に重視しているそうです。救急車を呼んでから到着まで7〜9分、
心停止から1分間に10%ずつ救命率が下がるため、その間のCPRが生死に大きく関わるということなんですね。AEDに関しても万能ではなく心室細動を取り除くことが唯一できることであり、そのチャンスとなる時間帯はけっこう短いため、
「テンポ良く」「絶え間なく」胸骨圧迫の手技を行うことが大変重要であると・・・うむむ、しっかり練習しないと・・・しかしそれでも実際に生身の人間に対して行うのはなかなか勇気がいりそうです。
短い時間ではありましたが、仕事以上に真剣に練習し、更にもっと勉強したい気持ちが湧いてきました!!
消防の救命講習は、更に
上級救命講習、そして普通救命講習を行う事のできる
応急手当普及員とステップアップすることができるので、時間を作って少しずつ取り組んでいければ。。。ちなみに上級以上は神戸市や大阪市などの政令指定都市や中核市でしかほとんで開催されていないようなので、ちょっと受講が大変かもしれませんが。(応急手当指導員という資格もありますが殆ど医療従事者向けのもののようです)
赤十字の救急法講習も消防以上に時間をかけ徹底した指導が行われる(厳しらしい)らしいので、
救急法基礎講習、そして
救急法救急員養成講習と受けてみたい欲求かが(笑)そこまでの時間はなかかなか作れないかな〜とは思いますが・・・更に、MFCの講習会、
アメリカ心臓協会AHA公認BLSヘルスケアプロバイダー(HCP)の講習も一般市民に解放されているということを今回初め知りました。なるほど、やる気になれぱこんなにたくさん学ぶ方法があるとは驚きです・・・マイペースで勉強していこうと思います♪
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